こんにちは、守銭道(@shusendo_info)です。
皆さん、教育資金(学費)はどのように用意されていますか?
「学資保険や終身保険で積み立てている方」「児童手当を貯金している方」「色んな方法がありすぎて検討中の方」等、様々だと思います。


今回は我が家の大学までの教育資金計画(1人息子)を紹介するので、参考にしていただければと思います。
我が家も以前は学資保険を契約していましたが解約しました、理由は↓の記事で紹介しています。
今回は貯金と投資信託(ロボアドとつみたてNISA)を使って、各ステップ(小学校・中学校・高校・大学)の教育資金をどのように積み立てるかを紹介します。
教育資金の考え方
まず、そもそもの教育資金の考え方から整理したいと思います。
「学費を貯める」と言っても、その対象が大学資金なのか、高校資金なのか、一人暮らしはするのか等で必要な金額や貯められる期間も変わってきます。
今一度、自分の子供のためにどのレベルまで用意するか考えておきましょう。
我が家は以下のように整理したので参考にして下さい。
こうした考えを整理した上で必要な教育資金をどのように貯めるか計画しましょう。
- 大学までは奨学金なしで全額出す
- 小学校~大学は国公立のみ(私立はなし)
- 大学からは一人暮らしも可
- 教育資金は部活動含めて中学校は150万円、高校は160万円を用意、塾代等は生活費から出す
- 大学は総額1,000万円までは出す、医学部や海外に出たい場合は別途相談
我が家の教育資金計画
教育費に対する考え方を整理できたら、いよいよ教育資金を計画しましょう。
オススメはExcelやスプレッドシート(Googleドキュメント[無料])を使って、子供の年齢をベースに月単位でいくら貯めていくかを作成する方法です。
我が家はスプレッドシートを使って計算しました。
家族で共有できますし、スマホからも気軽に確認できるので便利です。
保育園~中学校
貯蓄から利用までの期間が短いため、現金で貯金します。
小学校に入学するまでの児童手当全額と小学校卒業まで年間12万円(ボーナス6万円✕2回)を貯金し、総額195万円を貯めます。
中学校入学までに中学校で必要な学費まで貯め終わっているので、追加で塾代が必要になっても余裕を持って生活費から拠出できます。
また、児童手当がいつまでもらえるか分かりませんが、小学校に入ってからも貰えたらその分も貯金しておきます。
高校
必要になるまでの期間が長いので、積み立てによる投資を行います。
高校用にはロボアドバイザーのテオ(THEO+)を使います。
すでに始めていますが、毎月1万円を中学校1年終了時まで積み立てれば複利含めて160万円は余裕でクリアできる予定です。
余裕を持って160万円が貯まった時点で160万円は現金化し、さらにお金が余っていればその分は継続してロボアドバイザーで増やします。
大学
高校と同じく必要になるまでの期間が長いので、積み立てによる投資を行います。
大学用には2本立てで、ロボアドバイザーのウェルスナビ(WealthNavi)とつみたてNISAを使います。
ウェルスナビは入学金と1年目の費用250万円を中学校入学までにクリアする予定です。
つみたてNISAは大学2年目以降の費用750万円を高校2年終了時までにクリアする予定です。
つみたてNISAについては↓の記事を参考にしてください。
リスクに備える
我が家の教育資金を貯める上でリスクとして考えておくべき事項が2つあります。
それは「大黒柱の死亡」と「経済不安による投資信託の価格暴落」です。
1つ目の大黒柱の死亡については、我が家は毎月支払型の生命保険と教育費カバー目的で格安の定期型保険に入っているので万全です。
格安の定期型保険については↓の記事に記載したので参考にして下さい、毎月800円以下で600万円の補償を得られます。
2つ目の価格暴落については、予備期間(図の赤枠)を設けることで対策しています。
常に前倒しで目標額をクリアできるように計算しているので、必要になる2年以上前には貯まりきるので現金化しておきます。
「いざ使う時に価格が暴落して足りなかった」ということが防げますし、2年以上前に現金化する直前で暴落した場合、2年間の猶予があるので復活したタイミングで現金化すれば良いだけです。
また、我が家は常に余裕を持った教育資金の計画をしているので、中学校や高校用のお金は基本的に余るので、繰り越ししていくことでより予備期間を長くすることができます。
大学入学直前にリーマンショック級の経済不安が起きても対応できます。
以上、我が家の教育資金計画でした。
何も考えずに学資保険を契約するのではなく、計画的に投資にお金を回して余裕を持って教育資金を貯めましょう。
将来の教育費の不安が払拭されれば、もっと今を楽しむことにお金を使うこともできます。