こんにちは、守銭道(@shusendo_info)です。
今回は楽天でんき[楽天電気](楽天の電力会社)で、楽天ポイント(期間限定)を使って電気代を安くする方法を紹介します。


楽天でんきを選んだ理由、楽天ポイント(期間限定)を無駄なく使う方法、少し複雑なポイント利用の考え方(図解)等を書いています。
楽天でんきとは
概要
楽天でんきとは楽天が2018年11月からはじめた電力サービスです。
楽天は元々「まちでんき」という名前で電力サービスを提供していましたが、北陸や四国等のエリアはサービス提供対象外でした。
転勤族である我が家としては使えないエリアがあることは大きなデメリットでした。
「楽天でんき」は北陸や四国も対象エリアになり、利用料金に応じてポイントが貯まる点、支払い時に楽天ポイント(期間限定)が使える点が魅力で乗り換えました。
また、楽天でんきには「基本料金」がなく、使った分だけ支払うというシンプルな料金体系です。
メリット
楽天でんきの大きなメリットは以下の2点です。
- 楽天ポイントが貯まる
- 楽天カードで支払うと1%還元
- 200円毎に1ポイントもらえる(0.5%還元)
- 楽天ポイントで支払える
- 楽天ポイントでも楽天ポイント(期間限定)でも支払える
- 毎月の利用ポイント数は自動でも手動でも設定できる
その他、細かい点ではほぼリアルタイムでのグラフ表示機能等のメリットはありますが、「楽天でんきだから」のメリットは楽天ポイントが貯まる・楽天ポイントで支払えるの2点です。
①-①の楽天カードで支払えば1%還元はどの電力会社でも同じですが、①-②の0.5%還元は地味に嬉しいですね。
また、我が家が最大のメリットだと考えているのは、②-①の楽天ポイント(期間限定)で支払える点です。
楽天セールや5倍キャンペーンでもらえる期間限定の楽天ポイントは、楽天市場での買い物等の一部サービスに限られているので失効してしまう人も多いのではないでしょうか。そんな楽天ポイント(期間限定)で電気代が支払えたら無駄なく使えてお得ですよね。
デメリット
我が家も使っている楽天でんきですが、デメリットもあるので紹介しておきます。
- 引っ越しに未対応(2019年内に対応予定)
- オール電化や20A(アンペア)以下には未対応
- 一部使えないエリア(離島)や場合(高圧一括受電)がある
我が家と同じ転勤族の方は①の「引っ越しに未対応」は大きなデメリットではないでしょうか。
この記事を書いている2018年12月時点では、楽天でんきを契約している人が引っ越しする場合、【楽天でんきを解約】→【引っ越し先で別の電力会社を契約】→【楽天でんきに変更】という面倒な作業が発生します。
ただ、2019年内には引っ越しにも対応することが明記されているので、近い内に無くなるデメリットです。実は我が家は2019年に引っ越し予定なので、ドキドキしながら利用しています(笑)。
引っ越し対応よりも先に引っ越しする場合、面倒な作業が発生してしまいます。
②は20アンペア以下の人はあまり多くないと思いますが、オール電化の人は残念です。
そもそもオール電化は対象外ですし、オール電化の人は夜間が安いオール電化用の契約プランにしている人が多いので、無理に楽天でんきにしても安くならないでしょう。
③はほとんどの人には影響しないと思います。
実際に使った感想
我が家は2018年12月から楽天でんきを使っています。
以前から通常の電力会社ではなく第三電力系「坊っちゃん電力」に切り替えていたので、既に月額料金は千円~2千円程は安くなっていました。
なので、楽天でんきに切り替えても月額料金はほぼ変わりません。しかし、楽天でんきは楽天ポイントが貯まりますし、楽天ポイント(期間限定)が使えるので切り替えて大正解でした。
また、以前の坊っちゃん電力では対応していなかった、ほぼリアルタイムなグラフ表示機能が良かったです。
↓な感じで、約1時間前までの電気使用量がグラフで確認できます。電気使用状況の把握や改善にも繋がるので、翌月になって「使い過ぎた!」となることも防げます。
楽天ポイント(期間限定)とは
楽天ポイントと楽天ポイント(期間限定)の違い
楽天初心者の方もいると思いますので、楽天ポイントと楽天ポイント(期間限定)の違いを説明します。
楽天市場の楽天セールや5倍キャンペーン等で買い物をする時、5倍や8倍等の倍率で楽天ポイントをゲットできます。
しかし、内訳を見るとほとんどのポイントが楽天ポイント(期間限定)です。期間限定ポイントは名前の通り、利用期間(大体が翌月末)が限定されています。
また、利用できる使い道も限定されていて↓の記事でも紹介した楽天証券の投資信託購入等には使うことができません。
楽天ポイント(期間限定)の使い道
楽天ポイント(期間限定)のメジャーな使い道は以下の3点です。
- 楽天市場で使う
- 通常の買い物で使う
- ふるさと納税する
- 楽天系列のサービスで使う
- 楽天モバイルで使う
- 楽天トラベルで使う
- 楽天でんきで使う【NEW】
- その他(楽天ミュージックや楽天デリマ等)
- 楽天ペイで使う
通常の楽天ポイントと比べると使い道は限定されていますが、意外とあります。
オススメの使い道は【楽天でんき】【楽天市場(ふるさと納税)】【楽天ペイ】の3つです。
我が家は楽天市場経由でふるさと納税していて、その際に使える楽天ポイント(期間限定)は全て使っています(詳細は↓の記事を参照)。
また、コンビニ(LAWSONかファミリーマート)で買い物する場合は楽天ペイで楽天ポイント(期間限定)を使っています。
以前はそれでも使い切れない楽天ポイント(期間限定)がありましたが、今回の楽天でんきに切り替えたことで、毎月必ず使い切れるようになりました。
楽天でんきで楽天ポイント(期間限定)を使う方法
楽天でんきの楽天ポイント利用期間(図解)
いよいよ本題の楽天でんきで楽天ポイントを使う方法を紹介します。
ただし、実際の設定方法を紹介する前に、楽天でんきにおける楽天ポイント利用期間の考え方を説明します。
楽天でんきの楽天ポイントの考え方はランクによっても異なるので、正確に理解するのはかなり時間が必要になります。重要なポイントに絞ると以下になります。
- ポイント利用はクレジットカード支払いのみ。口座振替は対象外。
- 利用できるポイント数は50~30,000ポイント。
- その他楽天のポイント利用可能サービス(楽天モバイル等)で使っている場合は別途上限あり(ランクによって異なる)。
- 楽天ポイント(通常)と楽天ポイント(期間限定)では期間限定ポイントが優先して使われる。
- 利用料確定前に期間が切れる楽天ポイント(期間限定)は使えない。
文字で書いても分かりにくいので、「考え方」と「例:12月~1月の電気料金を1月に支払う場合」を図にしました。検針日は人によって違うと思います、例では10日にしています。
特に注意が必要な点としては、期間限定ポイントの期限です。例では12月末日までの期間限定があるため、1月の支払いには使えず、通常ポイントが消費されてしまっています。
我が家のように期間限定ポイントだけ使いたい場合、毎月月末までに翌月末まで使える期間限定ポイント数を設定しましょう。
楽天でんきの楽天ポイント利用手順(画面付き)
楽天でんきの楽天ポイントを使う手順を紹介します。実際の画面とともに紹介します。
①楽天でんきのマイページにログイン
②「楽天でんき」を選択
③「メニューボタン」→「各種お手続き」を選択
ログイン後に画面右上の「メニューボタン」を押した後、「各種お手続き」を選択します。
↓
④「ポイント設定」を選択
⑤ポイント数の設定
いよいよ実際のポイント設定内容になります。
我が家のように期間限定の楽天ポイントだけ使いたい場合は【一部のポイントを使う】を選択して期間限定ポイント分のポイント数を入力しましょう。
⑥ポイント利用適用期間の設定
最後にポイント利用適用期間を設定します。
我が家の毎月変動する期間限定ポイントを使いたい場合等は【次回のみ適用する】を選択しましょう(この場合は毎月手動で設定が必要になるので、忘れないようにしましょう)。
問答無用で楽天ポイントを全て支払いに使いたい等の場合は【毎月のお支払いに適用する】を選択しましょう。
以上です。