こんにちは、毎年ふるさと納税の枠を使い切っている守銭道(@shusendo_info)です。
我が家は転勤族で引っ越しする度に「ふるさと納税の引っ越し手続き」が発生するので、以前から簡単に済ませたいと考えていました。
今回は「ふるさと納税はしたいけど、引っ越しがあるから手続きが面倒」という人向けに、「ワンストップ申請書(申告特例申請書)で簡単に住所変更手続きする方法」を紹介します。
ふるさと納税の説明や楽天市場を使った簡単な納税方法、出口戦略は↓の記事を参考にして下さい。


目次
ふるさと納税のスケジュール
ふるさと納税の納税期間や控除期間、申請する所在地の関係を↓の図にまとめました。

翌年1月1日時点の所在地で申請
2019年にふるさと納税した場合、2020年1月1日の所在地でワンストップ申請する必要があります。
2019年に引っ越ししていても、引越し後にふるさと納税していれば何も考えずにワンストップ申請すれば大丈夫です。
我が家の状況(納税後に引っ越し)
我が家は2019年7月に引っ越ししましたが、ふるさと納税は2019年5月までに全て終わっていたので、今回紹介する方法で住所変更しなければなりません。
ふるさと納税は楽天市場経由で3自治体に納税し、ワンストップ申請書ももらっていましたが2019年12月まで申請せずに保管していました。


ワンストップ申請書で住所変更する方法
それではワンストップ申請書で住所変更する方法を紹介しますが、ワンストップ申請前の場合だけ使える方法です。
引っ越し前にワンストップ申請してしまった場合は「申告特例申請事項の変更届」の提出が必要になります。
自治体に電話確認
実際に3自治体に電話して分かったことは、自治体によって対応が異なるというこです。
今回紹介する方法で簡単に住所変更手続きが出来ますが、自治体の担当者に電話して確認しましょう。
ワンストップ申請書を修正
ワンストップ申請書の左上に納税者の住所(納税時)が記載されています。
変更箇所を二重線で消して訂正印を押して、空きスペースに引越し後の住所を記載しましょう。
マイナンバーカードのコピー
ワンストップ申請書にはマイナンバーカード(両面)のコピーを貼り付ける必要があります。
もちろん、引越し後の住所が記載されたマイナンバーカードのコピーが必要です。
マイナンバーカードではなく通知カードの場合は、通知カードのコピーに加えて引越し後の住所が記載された本人確認書類(免許証等)のコピーも必要です。
自治体への申請実例
実際に我が家がふるさと納税した3自治体に電話で確認した結果を紹介します。
宮崎県都城市の場合
- 住所変更:住所を電話で伝えた後、二重線で消した後に新住所を空きスペースに記載。
- 免許証コピー:マイナンバーカードのコピーのみで大丈夫。
大分県国東市の場合
- 住所変更:「マイナンバーカードの新住所に変更済み」と一言添えてあれば大丈夫、二重線で消して訂正印を押しても構わない。
- 免許証コピー: マイナンバーカードのコピーのみで大丈夫。
リアルふるさとの場合
- 住所変更:二重線と訂正印で消した後、新住所を空きスペースに記載。
- 免許証コピー:マイナンバーカードのコピーに加えて、旧住所が分かる本人確認書類が必要。
一言添えるだけで良かったり、訂正印が要らなかったり、免許証のコピーも必要だったりで自治体によってバラバラでした。
おそらく大体の自治体は、二重線で消して訂正印を押せば大丈夫だと思いますが必ず電話で確認してから対応しましょう。